八千代市は17日開会の第1回定例議会で、2023年度一般会計予算案、水道事業会計予算案、公共下水道事業会計予算案について承認を要求する。一般会計において、デザインビルド(DB)方式による新庁舎建設事業に総額87億370万6000円の4か年継続費を設定。年割額は、23年度8252万9000円、24年度16億1426万3000円、25年度56億553万2000円、26年度14億138万2000円。7月に総合評価落札方式を公告し、24年1月に実施設計・建設工事に着手、26年5月の供用開始を目指す。また、技術支援アドバイザリー業務委託に、24年度までを期間とする限度額1089万2000円の債務負担行為を設定する。
高津中学校長寿命化改修工事に伴う実施設計委託料1億316万9000円、大和田小学校長寿命化改修工事に伴う実施設計委託料9307万1000円、すてっぷ21大和田等の更新に伴う新施設建設工事費および児童発達支援センター解体工事に伴う実施設計委託料10億1982万6000円、清掃センター浸出水処理施設基幹設備改良工事に伴う設計図書・工事発注仕様書作成業務委託料1001万円を措置。
そのほか、八千代台南保育園改修工事費3850万円、新木戸小学校敷地内の学童保育所建設工事費2億1819万9000円、交通安全施設整備工事費1億981万5000円、急傾斜地崩壊対策工事費8280万円、横断歩道橋等長寿命化補修工事費7億1776万6000円、市道改良工事費3126万7000円、新木戸上高野原線と八千代台南勝田台線道路築造工事費1億9108万9000円、八千代総合運動公園内多目的広場整備に伴う旧水泳場解体撤去工事費5377万3000円、八千代橋水辺拠点整備工事費5377万3000円を盛り込んでいる。
一般会計は、対前年度当初比0・6%減の648億9600万円。このうち、普通建設事業費は47億526万8000円で、同30・2%の減。
水道事業会計は、収益的支出が同16・3%増の44億5232万7000円、資本的支出が同45・4%減の30億1453万5000円。未給水区域等配水管440m布設工事費7428万3000円、重要給水施設管路等2884mにおけるダクタイル鋳鉄管への布設替え工事費10億2153万5000円を措置。また、八千代台浄水場施設改良工事に、総額8億1120万円の2か年継続費を設定する。
公共下水道事業会計は、収益的支出が同2・1%増の37億6080万8000円、資本的支出が同49・6%減の12億4799万1000円。上下水道局庁舎移転に伴う汚水管83m布設工事費1億2326万8000円、八千代1号幹線浸水対策に伴う雨水管76m布設工事費2億7650万7000円を措置している。