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日本工業経済新聞社（群馬）
2023/02/14
【群馬】前橋市が２０２３年度当初予算案の概要示す
前橋市（山本龍市長）は14日、２０２３年度当初予算案の概要を示した。広瀬団地の計７棟を対象とした建て替えに向け、各種調査業務委託料２４８８万２０００円を計上、ボーリングなどの実施を予定している。市庁舎本庁舎ではＥＳＣＯ事業を活用して空調などの機器更新を計画。23年度にプロポーザル方式で事業者を選定。24～26年度の債務負担として20億４５７６万８０００円を設定し、設備更新を実施する。中心市街地等再生事業には合計18億３７４８万１０００円を配分。うち、広瀬川河畔緑地整備に１８００万円を充て詳細設計を推進する。
一般会計総額は１４６７億６４５０万円を計上。普通建設事業費は１１９億９９７９万７０００円で22年度と比較してマイナス40億６７３３万３０００円（対前年度比25・３％）の大幅減となった。市庁舎整備事業が主な要因で、道路修繕などは例年並みとしている。
会見で山本市長は23年度予算について「これまで進めてきた準備が整いつつある。夢の第一歩となる予算となった」と話した。
広瀬団地で建て替えを計画している７棟はいずれもＲＣ造４階建て、２０００㎡前後の施設。22年度はＰＰＰ／ＰＦＩ導入可能性調査を進めているところで、年度末までに民間活力導入の可否を判断するとしている。23年度はボーリング調査や埋蔵文化財調査などを実施して、建て替えに向けた準備を進めていく。
市庁舎ＥＳＣＯ事業は本庁舎の老朽化した空調機器、照明制御機器などの更新を計画。24～26年度の更新工事に充てた約20億円のほか、27～36年度の維持管理業務３８５９万円を債務負担に設定している。市の施設としてＥＳＣＯを導入するのは前橋テルサ、グリーンドーム前橋に続いて３施設目となる。
中心市街地等再生事業の広瀬川河畔緑地整備１８００万円では、現在整備を進めているエリアからさらに上流、交水堰エリアでの詳細設計を行う。事業は23年度から26年度までの期間を見込んでいる。また、古市町一丁目地区の民間開発事業への助成５億２３３８万円、ＪＲ前橋駅北口地区の市街地再開発事業補助金11億７９８９万４０００円などに予算を配分している。
水道事業会計では、水道施設等更新事業に５億１３９４万１０００円を計上。市水道ビジョンに基づき中之沢浄水場などで築造工事を実施する。
産業立地推進事業特別会計では、産業立地推進費に８億７１６万７０００円を充てた。西善中内産業用地の公園整備工事などに７７２３万円、駒寄スマートＩＣ産業団地造成事業の用地買収や移転補償費、道路設計業務委託などに７億２１５９万５０００円を配分している。
このほかの主要事業は次の通り。
【道路新設改良事業】
13億９１４７万５０００円を計上。主な整備路線および事業費としては◇南高校通線＝１億１８５０万円◇市道00－０２８号線（群大附中通線）＝５０６３万４０００円◇市道00－１９６号線（小暮石井線Ⅱ期）＝１億３４４７万８０００円◇市道00－１９９号線（時沢米野線）＝４４７０万円◇西善玉村線＝８９２０万円◇市道04－１０４号線（道の駅アクセス道路）＝４０１３万円◇木瀬中通線＝４４４８万４０００円◇江田天川大島線（Ⅲ期）＝１億５９８２万３０００円－などとなる。
【市庁舎整備事業】
新議会庁舎が完成したことを受け、旧議会棟の解体跡地に駐車場整備を予定。設計委託料に７５１万２０００円を充てており、規模などをこれから詰めるとしている。
【清掃施設管理事業】
六供水質浄化センターの更新に伴い、温水プールに隣接している六供町コミュニティクラブの解体および移転を計画。工事費に９５００万円を計上している。
【市営住宅整備事業】
広瀬団地の建て替えに向けた調査のほか、朝倉まち第二団地Ｎ棟のエレベータ設置工事費に８０００万円を計上している。また、南橘町第３団地のＳ棟や同第４団地Ｖ棟などで保全工事として屋上防水などを実施する。
【消防庁舎等建設事業】
中央消防署赤坂分署の建て替えに向け業務委託料１５００万円を配分した。現在の庁舎の北西敷地への建設を予定しており、23年度に造成設計や地盤調査など実施。26年度までの完成を目指している。
【校舎等大規模改修事業】
小学校では駒形小など９校の空調更新および新設の実施設計に１４４０万円、広瀬小など５校のトイレ大規模改造実施設計に１０５０万円を充てた。中学校では、第一中など10校の体育館で空調新設を計画。実施設計委託料に３０００万円を充てたほか、荒砥中など３校のトイレ大規模改造の実施設計に６６０万円を計上している。
【公民館大規模改造事業】
１９００万円の事業費を確保。うち、１２００万円で上川淵公民館の大規模改修に向けて基本および実施設計を委託する。
【体育施設整備事業】
１億２９２３万円を充て、宮城総合運動場でテニスコートの人工芝の張替え工事や日吉体育館の改修工事実施設計、六供温水プールの解体設計などを行う。
一般会計総額は１４６７億６４５０万円を計上。普通建設事業費は１１９億９９７９万７０００円で22年度と比較してマイナス40億６７３３万３０００円（対前年度比25・３％）の大幅減となった。市庁舎整備事業が主な要因で、道路修繕などは例年並みとしている。
会見で山本市長は23年度予算について「これまで進めてきた準備が整いつつある。夢の第一歩となる予算となった」と話した。
広瀬団地で建て替えを計画している７棟はいずれもＲＣ造４階建て、２０００㎡前後の施設。22年度はＰＰＰ／ＰＦＩ導入可能性調査を進めているところで、年度末までに民間活力導入の可否を判断するとしている。23年度はボーリング調査や埋蔵文化財調査などを実施して、建て替えに向けた準備を進めていく。
市庁舎ＥＳＣＯ事業は本庁舎の老朽化した空調機器、照明制御機器などの更新を計画。24～26年度の更新工事に充てた約20億円のほか、27～36年度の維持管理業務３８５９万円を債務負担に設定している。市の施設としてＥＳＣＯを導入するのは前橋テルサ、グリーンドーム前橋に続いて３施設目となる。
中心市街地等再生事業の広瀬川河畔緑地整備１８００万円では、現在整備を進めているエリアからさらに上流、交水堰エリアでの詳細設計を行う。事業は23年度から26年度までの期間を見込んでいる。また、古市町一丁目地区の民間開発事業への助成５億２３３８万円、ＪＲ前橋駅北口地区の市街地再開発事業補助金11億７９８９万４０００円などに予算を配分している。
水道事業会計では、水道施設等更新事業に５億１３９４万１０００円を計上。市水道ビジョンに基づき中之沢浄水場などで築造工事を実施する。
産業立地推進事業特別会計では、産業立地推進費に８億７１６万７０００円を充てた。西善中内産業用地の公園整備工事などに７７２３万円、駒寄スマートＩＣ産業団地造成事業の用地買収や移転補償費、道路設計業務委託などに７億２１５９万５０００円を配分している。
このほかの主要事業は次の通り。
【道路新設改良事業】
13億９１４７万５０００円を計上。主な整備路線および事業費としては◇南高校通線＝１億１８５０万円◇市道00－０２８号線（群大附中通線）＝５０６３万４０００円◇市道00－１９６号線（小暮石井線Ⅱ期）＝１億３４４７万８０００円◇市道00－１９９号線（時沢米野線）＝４４７０万円◇西善玉村線＝８９２０万円◇市道04－１０４号線（道の駅アクセス道路）＝４０１３万円◇木瀬中通線＝４４４８万４０００円◇江田天川大島線（Ⅲ期）＝１億５９８２万３０００円－などとなる。
【市庁舎整備事業】
新議会庁舎が完成したことを受け、旧議会棟の解体跡地に駐車場整備を予定。設計委託料に７５１万２０００円を充てており、規模などをこれから詰めるとしている。
【清掃施設管理事業】
六供水質浄化センターの更新に伴い、温水プールに隣接している六供町コミュニティクラブの解体および移転を計画。工事費に９５００万円を計上している。
【市営住宅整備事業】
広瀬団地の建て替えに向けた調査のほか、朝倉まち第二団地Ｎ棟のエレベータ設置工事費に８０００万円を計上している。また、南橘町第３団地のＳ棟や同第４団地Ｖ棟などで保全工事として屋上防水などを実施する。
【消防庁舎等建設事業】
中央消防署赤坂分署の建て替えに向け業務委託料１５００万円を配分した。現在の庁舎の北西敷地への建設を予定しており、23年度に造成設計や地盤調査など実施。26年度までの完成を目指している。
【校舎等大規模改修事業】
小学校では駒形小など９校の空調更新および新設の実施設計に１４４０万円、広瀬小など５校のトイレ大規模改造実施設計に１０５０万円を充てた。中学校では、第一中など10校の体育館で空調新設を計画。実施設計委託料に３０００万円を充てたほか、荒砥中など３校のトイレ大規模改造の実施設計に６６０万円を計上している。
【公民館大規模改造事業】
１９００万円の事業費を確保。うち、１２００万円で上川淵公民館の大規模改修に向けて基本および実施設計を委託する。
【体育施設整備事業】
１億２９２３万円を充て、宮城総合運動場でテニスコートの人工芝の張替え工事や日吉体育館の改修工事実施設計、六供温水プールの解体設計などを行う。
