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建通新聞社四国
2023/02/14

【愛媛】松山河川国道 V判定道路橋14橋の対策へ

 国土交通省松山河川国道事務所が2021年度に実施した管理橋梁(道路橋)の点検結果で、緊急に措置を講ずべき状態とされる判定区分Wはなかったものの、早期に措置すべき判定区分Vには14橋が該当した。5年以内をめどに対策が求められており、今後必要な機能修繕などを施す。
 14橋の内訳は国道11号6橋、国道196号2橋、国道33号3橋、国道56号3橋。
 国道11号では新居浜市の国領大橋側道橋下り(橋長156・7b、幅員2b)と尻無川橋側道橋上り(橋長10・7b、幅員1・5b)、西条市の加茂川橋(橋長280b、幅員16・3b)と猪狩橋側道橋下り(橋長33・4b、幅員1・5b)、東温市で斎院之瀬橋側道橋下り(橋長40b、幅員1・5b)と斎院之瀬橋(橋長32・5b、幅員7b)が対象。既に国領大橋側道橋下りと猪狩橋側道橋下り、斎院之瀬橋については補修設計に着手している。
 この他、今後の補修対象となっているのは、国道196号で西条市の大曲橋(橋長22・9、幅員8b)と崩口川橋(橋長27・1b、幅員8b)。国道33号では久万高原町の美川大橋側道橋上り(橋長132b、幅員2b)と河口橋(橋長28・5b、幅員7b)、新若宮橋側道橋上り(橋長7・9b、幅員3b)。国道56号では伊予市の犬寄大橋(橋長105b、幅員8・5b)、松山市の保免斜路橋松前側(橋長14・2b、幅員1・5b)と保免斜路橋松山側(同)。
 愛媛県道路メンテナンス会議が取りまとめた県内道路橋の2021年度橋梁定期点検結果の確定値によると、管理施設数1万3200橋のうち、2492橋で点検を実施。W判定は1橋、V判定には松山河川国道事務所の14橋を含め255橋が該当した。W判定の1橋は久万高原町が管理する平井橋(町道平井線)だった。
提供:建通新聞社