インフラの整備・維持管理に貢献した企業と個人を顕彰する「第22回住みよい県土づくり表彰式」が9日、鳥取市とりぎん文化会館であり、平井伸治知事が22年度優良建設工事施工者と優良技術者らの功績をたたえた。
式典では22年国土交通大臣表彰を受賞した山崎稔(共栄組)、中山晴文(なかやま)両氏を顕彰。国土交通大臣顕彰の優秀施工者(建設マスター)に選ばれた福田直樹氏(竹内組)ら4人が披露された。
引き続いて53現場の優良建設工事施工者と優良技術者を表彰。受賞者を代表して中央建設の西田正人社長は、「受賞を契機に、益々の技術力研鑽と工事品質の向上に努める」と、気を引き締めた。
また、建設労働者の常勤雇用に努めた取り組みが認められ、西村組(鳥取市)が「建設雇用改善優良事業所」に選ばれ、知事表彰された。
式辞で平井知事は、昨年の鳥インフルや先月の大雪に即対応した建設業者の働きに触れ、「今後も安全・安心を築く礎であってほしい」と述べた。
このほか式典では、若手優良技術者として藤森崇弘氏(大英組)ら4人と、優良下請負業者の春千興業など9社に対し、蒲原潤一県土整備部長から表彰状が贈られた。
日刊建設工業新聞