三菱地所レジデンス名古屋支店(名古屋市中区栄2ノ3ノ1)は、2022年4月に閉店した老舗料亭「松楓閣」の跡地に、延べ9097平方bの分譲マンションを新築する。着工は5月上旬を予定。施工者は未定としている。
計画名は「名古屋市千種区山門町2丁目計画(仮称)」。新築するマンションは鉄筋コンクリート造地下1階地上6階建て延べ9097平方b。全階層が住居フロアとなり、総戸数は45戸。ジムやパーティールームなど、共用部にどのような施設を整備するかについては未定。駐車場は平面式で57台分を設ける見通しだ。
建設地は名古屋市千種区山門町2ノ3他。敷地面積は3470平方bで、うち2000平方bを建築に充てる。同地に立っていた松楓閣の建物は1934年に完成。2006年には国の登録有形文化財の指定を受けるなど由緒ある高級料亭として知られていたが、コロナ下で利用者が減少し、閉店することになった。
完成は2026年3月ごろを予定。
設計は柴山コンサルタント(名古屋市東区)が担当している。
提供:建通新聞社