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建通新聞社四国
2023/02/10

【香川】高松市 勅使第1雨水幹線初弾工を24年度

 高松市は、勅使第1雨水幹線敷設事業で、2023年度に敷設ルートの詳細設計を完了させるとともに、国に補助事業申請を行う。3カ所計画している立て坑築造などの初弾工事の着手は24年度となる見通し。管渠敷設ルート内における9カ所の土質調査を青葉工業(高松市)に委託し進めており、先に委託し進めている管渠などの詳細設計に同調査の成果を折り込み、設計を完了させる。
 事業は成合町(勅使町交差点の南付近)の住宅地内の雨水排水を促進することが主な目的。成合町の住宅地側から西の県道高松琴平線までの延長57bに、内径が最大1500_の主に推進工により管路を敷設。続けて高松琴平線下を北に向かう延長424bに、内径1500_程度の推進工で敷設する。さらに、香川高等専門学校の南沿いを通る市道下へ香東川右岸までの延長868bを内径1800_程度のシールド工で敷設する。
 香東川の右岸背後には現在、下流に向けて水路(底幅約2500_)を設けているが、その水路底の高さが香東川右岸まで敷設する管路底より高い位置となる。このため、同水路(延長約551b)をボックスカルバートなどで現況よりも低い位置に改修し香東川に流下できるようにする計画だ。
 詳細設計は建設技術研究所四国支社(高松市)が担当。
提供:建通新聞社