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日刊建設タイムズ社
2023/02/10

【千葉】初石駅や中央署など/普通建設事業は110%増/一般会計856億円/流山市予算

 流山市は、16日開会の第1回定例議会に2023年度一般会計当初予算案を上程する。予算額は、前年度当初比17・3%増の856億1300万円。うち、普通建設事業費は同109・7%増の179億6400万円。初石駅施設整備事業11億4180万9000円、中央消防署移転事業10億1701万円、江戸川台東口周辺地区再整備事業5億7357万2000円、流山おおたかの森駅周辺まちなみづくり事業2億6658万5000円を計上した。
 初石駅施設整備事業では、東武鉄道初石駅のアクセス性向上のため、既存の跨線橋を利用して橋上駅舎および自由通路を整備する。23年度は、自由通路・橋上駅舎・東口駅前広場の工事に着手する。
 消防本部・中央消防署庁舎は建築から48年を迎え、施設・設備の老朽化および狭あい化が課題となっていることから、大岬413―1の敷地面積4908・14uに移転新築する。建物は、RC造一部S造4階建て、延べ床面積3989・84uの消防庁舎と、S造、延べ合計356・5uの付属棟で構成する。
 江戸川台駅東口周辺地区再整備事業は、東武鉄道江戸川台駅東口周辺地区の「日本貿易振興機構(ジェトロ)江戸川台職員宿舎跡地」「商店街通り」「駅前広場」の活用および商店街の再生を目指すもの。23年度に駅前広場とジェトロ跡地施設の実施設計を進め、24年度に工事に着手する方針。
 流山おおたかの森駅周辺まちなみづくり事業は、今後の交通量増加が見込まれる流山おおたかの森駅の西口と南口をつなぐセンター地区道路において、車両の通行を抑制するとともに歩行者の安全確保と町の回遊性を創出する。23年度は南側の市道29024号、24年度は北側の市道40137号の整備工事を行う。
 そのほか、防災施設整備事業6957万1000円、耐震改修促進事業2010万円、消防団機械器具置き場建設工事2700万円、交通安全施設整備事業5000万円、保健センター栄養指導室調理台等改修工事1000万円、文化会館施設整備事業1億2899万2000円、秋元家住宅土蔵整備事業4754万2000円、埋蔵文化財整理室および収蔵庫整備事業3014万7000円、体育施設改修・整備事業2億2430万8000円、まちなか森づくり事業1050万5000円、良質なみどりの拠点保全事業2億2170万1000円、総合運動公園再整備工事9297万2000円、安心安全な公園づくり事業1億6154万4000円、都市計画道路南流山名都借線道路改良事業1億9237万3000円、名都借跨線橋道路拡幅改良事業2億6583万1000円、区画道路改良事業2億3633万3000円、東小学校前通学路道路拡幅整備事業2685万円、自転車ネットワーク整備工事2370万円、都市計画道路美田駒木線道路改良事業3790万7000円、道路維持補修事業5億円、橋梁補修事業1億4149万9000円、雨水排水施設整備事業1億1722万円、流山排水機場電気設備工事5740万円、河川等維持補修工事1825万5000円、大橋団地1・2号棟受水槽更新工事1786万4000円、ごみ焼却施設整備事業5億3000万円、廃棄物処理施設延命化事業21億5997万1000円、白みりんミュージアム整備事業4264万5000円、中野久木保育所・江戸川台保育所保育室等空調機更新工事2600万円、学童クラブ施設整備事業4億9638万7000円、小学校校舎等改修事業1億755万9000円、中学校校舎等改修事業9996万9000円、給食室等改修事業2422万1000円、おおたかの森地区新設小学校建設事業37億3007万6000円、南流山地区新設小学校改修事業1億4595万3000円、南流山中学校移転事業27億8875万8000円、江戸川台小学校リニューアル設計業務委託3798万3000円、本庁舎施設管理計画事業4243万1000円を盛り込んだ。
 継続費では、都市計画道路見直し事業に総額1000万円、中央消防署移転事業工事監理業務委託に総額7339万2000円の2か年継続費を設定した。
 債務負担行為は▽名都借都市下水路水質浄化施設維持管理業務委託事業(23〜24年度)=280万円▽野々下水路水質浄化施設維持管理業務委託(23〜24年度)=247万円▽道路維持管理業務委託事業(23〜24年度)=1874万円――など。k_times_comをフォローしましょう
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