鹿児島市は6日、2022年度一般会計2月補正予算案(第11号)を明らかにした。82億7510万1000円を追加する見通し。学校施設の整備に関する23億円規模の工事請負費を加えるほか、谷山第三地区土地区画整理などの事業費も編成したい考えだ。
小・中・高等学校の整備に工事請負費23億2509万円を計上。活用する補助金の決定見込みを前提とするもので校舎・屋体や空調設備の改修などに充てる見通し。
各整備の対象学校は、校舎・屋体等整備に長寿命化改良が清水・松元小、和田中を計画。トイレ改修が西田・荒田小、東谷山中外3校となり、外壁改修等は西谷山小外16校、紫原中外2校での着手を見込む。
空調整備は清和小外7校、東谷山・福平中、鹿児島商業高を予定するほか、八幡小の校舎建て替えも行う構え。
土木費をみると、谷山第三地区土地区画整理に1億450万円、交通安全施設整備に1億1833万円を編成。道路新設には舗装新設改良7799万円、幹線道路整備854万円を配分する。
補助関係では、障害者福祉施設整備に伴う補助金として2億7264万円を予算化。介護老人福祉施設など整備には6068万円を加える。
22年度一般会計の累計総額は、1月の専決分(第10号)や2月補正を追加し、累計総額2975億7286万9000円となる。