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日刊建設工業新聞
2023/02/08

【鳥取】補助4件の優先順位決定/グループホーム施設など/2件は22年度補正協議中/社福審議会

23年度に社会福祉法人などが計画する施設整備を巡り、県社会福祉審議会は2日、各法人から国庫補助金の交付申請があった4件の優先順位を決めた。うち2件は前倒しで22年度国補正の交付に向けて国協議に入っている。
 障害者支援施設や福祉サービス事業所などの創設、改修事業に対し国と県が助成する制度。国からは6月ごろに内示がある。
 先立って県は補助要望があった施設に優先順位を付け、国内示額をにらんで補助金を割り振る。国予算しだいでは補助交付されないケースも多い。
 幸伸は米子市福市に短期入所施設・木造2階建てを計画。敬仁会は湯梨浜町長和田のゆりはま大平園の多床21室のうち18室を個室化する。また光生会は米子市石井の米子ワークホームの自家発電設備、敬仁会のゆりはま大平園は給湯用チラーの更新を計画している。
 このうち幸伸と光生会の各整備は22年度補正の活用に向けて国協議に入っている。県障がい福祉課によると「22年度補正の結果は近く判明する」と説明。いまだ採択されるかは分からないという。補正採択の場合は、下位の法人が計画する施設整備が繰り上がる。
 23年度、各法人が計画する施設整備は次の通り。優先順。
▼特定非営利活動法人幸伸(岡本貴晃理事長)=ふくわうちグループホーム創設(米子市)木造2階建て494・36平方b。事業費1億4000万円。22年度国補正協議中
▼社会福祉法人敬仁会(藤井一博理事長)=ゆりはま大平園(湯梨浜町)多床室を個室化。事業費250万円
▼社会福祉法人光生会(鎌田真治理事長)=米子ワークホーム(米子市)非常用自家発電設備の更新。事業費740万円。22年度国補正協議中
▼社会福祉法人敬仁会(藤井一博理事長)=ゆりはま大平園(湯梨浜町)給湯用チラー更新。事業費1500万円

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