日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/02/07
【埼玉】入間市 給食センター再整備の設計を教育施設研究所に委託
入間市は再整備を計画している学校給食センター(新久129)の基本・実施設計を、教育施設研究所(中央区、03−3548−3250)に委託して進める。予定する委託期間は2024年5月31日まで。同年度内にも着工し、26年度の供用開始を目指す。23年度は用地取得や埋蔵文化財調査を進める構え。
老朽化・耐震化などに対応するため、市内中学校に給食を供給している現施設を隣地(新久140−1)で建て替える。
建設規模は各種現行法令や生徒数の減少を考慮し、延べ床面積約3000u、1日当たりの最大調理能力4500食程度を想定する。現施設に備わる機能を確保するとともに、多目的室や献立検討室なども設ける計画。また炊飯設備やドライシステムを導入することで、防災性能、衛生品質を高めていく。
現在の給食センターは1980年度に完成。S造2階建て、延べ床面積1763・67uの規模。敷地面積は5267・09u。新施設の供用開始後に廃止し、別途解体する予定。