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　川口市は、プロポーザル方式で選定を進めていたＳＫＩＰシティＣ２街区利活用事業の優先交渉権者をヤオコーに選定した。同事業は定期借地権設定方式により、敷地内へ大規模小売店などの物販施設・飲食店舗を整備するもの。３月にも基本協定を締結した後、９月に定期借地権設定契約を結び、11月から事業を開始する見通しだ。
　ＳＫＩＰシティ（上青木３−12−63）は、市とＮＨＫがそれぞれ再整備を計画している。施設全体のうちＢ街区ではＮＨＫが新施設の建設を計画しており、市側はＣ街区の再整備を進める形となる。Ｃ街区再整備に当たっては、敷地をさらにＣ１・Ｃ２街区へと分割。Ｃ１街区では産業振興・産業発信拠点建設を予定しており、基本・実施設計を進めている段階だ。
　Ｃ２街区（敷地面積１万１１００�u）に関しては、施設利用者や地域住民の生活利便性を向上させる物販・飲食店舗を建設する見込み。基本契約締結後は事業者が敷地を市から借り受け、新施設の整備・管理・運営を行う。施設供用は２０２５年12月を目指す。