新潟県土木部監理課は3日、上越市三和区神田地内「一般国道253号三和安塚道路(仮称)神田高架橋上部工(その1)工事」について、総合評価落札方式(技術評価型)の制限付き一般競争入札で公告した。
対象は3社による特定共同企業体。JV申請書は20日と21日の両日、参加資格確認申請書等は3月2日から6日までそれぞれ受け付ける。主な資格は代表が県内に営業所を有する土木一式工事A級であり、2007年4月1日以降に固定支保工式架設によるポストテンション方式プレストレストコンクリート連続中空床版道路橋(歩道橋除く)の架設工事の元請完成実績など。また、それ以外の構成員は県内に主たる営業所(県内に自社のPC桁製作工場を有する場合は同等)を有し、土木一式工事A級など。技術提案では「プレストレストコンクリートの品質確保に係る施工方法」(3案)、「隣接するほ場環境に配慮した施工方法」(1案)を求めている。今入札には数値的失格基準が設定されているほか、発注者指定型の週休2日取得モデル工事(現場閉所型)の対象案件となっている。
工事概要は(実)延長248・2メートル、上部工一式(ポストテンション方式PC中空床版橋)、桁架設工一式(トラス梁特殊支保工架設)。全体計画によると、橋長769・20メートル、支間長50・3メートル+(2×29・5メートル)+(11×26・5メートル)+(7×26・5メートル)+(6×29・7メートル)、幅員構成7・0(10・5)メートル(1・75メートル+3・5メートル+3・5メートル+1・75メートル)。上部工構造形式は鋼単純非合成少数桁・PC26径間連続ポストテンション中空床版橋。開札は4月5日に行われ、県議会6月定例会の工事請負承認を経て、工期は26年3月15日まで。
詳細設計は開発技建(新潟市中央区紫竹山7丁目)が担当。