Actibaseふくい(坂井市三国町北本町4丁目4−18、樋口佳久代表取締役社長)は、坂井市内において、宿泊機能付きのレストラン整備など、オーベルジュを計画している。
3日、樋口社長と、同社の出資代表者である西日本電信電話の森林正彰代表取締役社長らが県庁に、杉本達治知事を表敬訪問。整備概要や、今後の抱負を示した。西川聡交流文化部長も同席。
同社は、西日本電信電話や県内企業などが出資し、2022年10月19日に設立した。三国湊エリアにおける宿泊運営事業や、料飲事業、アクティビティ事業、および町並みなどの整備事業に取り組んでいる。
オーベルジュの整備計画概要については、坂井市三国町北本町、南本町、神明が対象。総事業費には、約12億円を投入する。開業は2024年(令和6年)の1月ごろを予定。整備規模は、宿泊棟10軒、レストラン棟1軒ほかとしている。
県では、北陸新幹線福井・敦賀の同時開業にむけ、21年度に補助制度を設けており、県外企業などに対して、県内でオーベルジュの整備を働きかけてきた。
株主の主な役割
・NTT西日本 新会社のICT活用の支援など
・NTTアーバンソリューションズ 経営・運営のアドバイスなど
・熊谷組 レストラン、ホテルフロントの改修など設計、工事監理、施工など
・住友林業 町家の改修など設計、工事監理、施工など
・福井銀行 アクティビティの開発、経営に資するアドバイスなど
・福井信用金庫 経営に資するアドバイスなど
・セーレン 地域との円滑な連携に向けた支援など
・福井新聞社 情報配信リソース活用PR支援
・福井放送 情報配信リソース活用PR支援
・フクビ化学工業 地域との円滑な連携に向けた支援など
・北陸電力 電力コンサルティングサービスと町並み整備など