建設新聞社
2023/02/06
【東北・青森】大豊建設を選定/八戸市十三日町・十六日町地区再開発
フージャースコーポレーション(東京都千代田区丸の内2の2の3 小川栄一代表取締役社長)は、八戸市の十三日町の商業ビル・チーノはちのへ一帯を取得し再開発する「八戸市十三日町・十六日町地区再開発事業」について、既存施設の解体工事とマンションA棟の新築工事の施工者選定へ公募型プロポーザル方式の手続きを進めた結果、大豊建設を選定したと公表した。
工事概要は、八戸市十三日町17の2ほか地内にある既存のチーノはちのへおよび付属立体駐車場の解体工事(SRC造陸屋根地下1階付、地上9階建て、延べ約3万0673・82平方b)と、分譲マンションA棟新築工事(RC造15階建て、延べ5471・49平方b)を施工するもの。
国の優良建築物等整備事業を活用しており、同社による総事業費は約95億円で、うち約27億8000万円について国と市が折半して補助する。
全体計画では、既存施設解体跡地に、分譲マンション2棟(15階建て、計142戸)、店舗棟(1〜2階=飲食・物販、2階一部〜7階=ホテル約100室)、立体駐車場(4階建て、約270台)を整備する予定となっている。
今後、3月にも解体工事に着手するとともに、その完了を待ち、早ければ11月にもマンションA棟に着工、2026年3月の完成を目指す。
なお、設計および一般業務代行者は、アルファコート(札幌市中央区)が担当。
提供:建設新聞社