境漁港高度衛生管理型市場の整備事業を巡り県営繕課は、市場西端の境水道大橋近くにある荷さばき所7号上屋(境港市岬町)の増築に着工する。3日までに設計内容を固めており、建築、電気、管に分割して今月上旬に調達公告する。執行額は約3億円。
7号上屋は鉄骨・鉄筋コンクリート造平屋建て1174・56平方b。既設の建物西側を改修して防鳥対策と排気ガス対策を施すほか、建物南側にある仲買人の詰め所・鉄骨造21・07平方bを増床する。
さらに南側にはトラック待機場・鉄骨造平屋建て268・80平方bと、フォークリフトの連絡通路・鉄骨造平屋建て94・17平方bを増築する。工期は24年4月22日まで。
工事公告にあたっては▼建築一般A級単独=2億4800万円▼電気工事A級単独=3400万円▼管工事A級単独=1900万円に3分割。それぞれ3月初めにかけて簡易評価型総合評価を適用して開札する。
予算は22〜24年度まで継続費を充てており、受注後の総合評価「受注額」には3カ年度にわたって年割加算される。
併せて同課は、7号上屋増築の工事監理を別途発注する。建築監理Aランクが対象。委託費610万円。履行期間は24年5月15日まで。
日刊建設工業新聞