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　福島県は2023年度当初予算案に、新郡山合同庁舎整備事業費25億3774万9000円を計上した。工事発注は建築、電気、機械の3分割で予定しており、建築工事はＷＴＯの対象とみられる。年内をめどに施工者を選定したい考えだが流動的だ。23〜25年度で工事を行い、26年4月に供用を開始する。
　同庁舎は、ビッグパレットふくしま北側の敷地約3万290�uに移転新築するもので、免震構造の庁舎棟延べ1万�uと一部屋根付きの駐車場900�uを整備する。郡山市南1丁目。
　現在、公募型プロポーザルで選定したａａｔ＋ヨコミゾマコト建築設計事務所・鈴木伸幸建築事務所設計共同体が6月16日納期で基本・実施設計を進めている。
　23年度予算案の内訳は、郡山市からの土地買い入れ分20億円、基本・実施設計の23年度分1億6000万円、工事費3億円程度。