日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/02/03
【埼玉】所沢市 小学校への太陽光発電設備工を23年度にも発注
所沢市は明峰小学校(北有楽町26−20)と三ケ島小学校(三ケ島5−791−4)に太陽光発電システムを導入する。校舎屋上に太陽光パネルなど発電設備を設置する計画だ。設置工事費を2023年度当初予算に確保できた場合、システム構成部品の調達なども考慮した上で、できる限り早期に入札手続きを行いたい考え。
太陽光発電システムの導入を予定する明峰・三ケ島の2校では本年度、校舎屋上防水の改修工事を3月中旬までの工期で実施している。同工事の施工に伴って、2校に太陽光発電システムを設置する運びとなった。
明峰小の現校舎は1967〜69年にかけて建設された。RC造2階建てと3階建ての2棟を渡り廊下で接続しており、建築面積約2445u、延べ床面積約5293uの規模。三ケ島小についてもRC造3階建てと4階建ての2棟を渡り廊下で接続する構成で、施設規模は建築面積約2014u、延べ床面積約5313u。68〜70年にかけて整備された。
市は2020年度にゼロカーボンシティを宣言しており、太陽光発電を導入することによって学校施設の地球環境負荷低減に取り組む考え。他の学校施設へのシステム導入についても、今後検討を進めていく見通し。