トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北陸工業新聞社
2023/02/02

【新潟】近く制限付で公告へ/三和安塚道路神田高架橋上部工1/県土木部

 新潟県土木部道路建設課は、国道253号道路改築事業に係る三和安塚道路(仮称)神田高架橋上部工(その1)工事を、近く制限付き一般競争入札(総合評価落札方式)で公告する予定だ。
 計画によると、橋長769・20メートル、支間長50・3メートル+(2×29・5メートル)+(11×26・5メートル)+(7×26・5メートル)+(6×29・7メートル)、幅員構成7・0(10・5)メートル(1・75メートル+3・5メートル+3・5メートル+1・75メートル)規模。その1工事では橋長248・2メートルを施工する。上部工構造形式は鋼単純非合成少数桁・PC26径間連続ポステン中空床版橋、下部工が逆T式橋台・張出式橋脚、基礎工が場所打杭。場所は上越市三和区から浦川原区間。順調にいけば、県議会6月定例会で工事請負承認を諮り、工期は約32カ月を見込む。詳細設計は、開発技建(新潟市中央区紫竹山7丁目)が担当。
 9月補正予算には、2027年度までの継続費50億円を設定。年割額は22年度がゼロ、23年度は6億円、24年度は10億円、25年度が13億円、26年度が17億円、27年度は4億円となっている。
 1997年度に事業化された三和安塚道路は、上越魚沼地域振興快速道路のうち、上越市三和区本郷から安塚区松崎を結ぶ延長9・4キロ。浦川原ICから安塚ICまでの延長4・7キロは2010年3月に2車線が供用開始。主な構造物は神田高架橋のほか、(仮称)本郷トンネル166メートル、(仮称)こんやの谷内池橋26メートル、(仮称)前池橋99メートル、(仮称)浦川原IC橋79メートルがあり、構造物の比率が区間の45%を占める。全体事業費は379億円で、17年度末の進ちょく率は事業費ベースで75・9%。

hokuriku