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　上尾市は県が上尾運動公園で計画しているスポーツ科学拠点施設整備について、大野元裕県知事に対して屋内プール整備に関する要望を24日に行った。当日は畠山稔市長、星野良行市議会議長、前島るり市議会副議長が県庁を訪問。県側が策定を進めている基本計画において、屋内プールの整備を必須項目として盛り込むよう求めた。
　スポーツ科学拠点施設は、県側が上尾運動公園（上尾市愛宕ほか）に整備を計画するもの。施設機能に関しては、施設内へ必ず導入する「整備必須施設」、整備事業者が機能を設けるか決定する「任意施設」に分ける見通しだ。本年度に実施したサウンディング調査の段階では、屋内プール機能は「任意施設」とする方向で検討している。
　上尾市は２０２２年３月にも、県に対して屋内プールの整備などを求める事業提案を実施。今回改めて、アスリートだけでなく多くの県民・市民が活用できる屋内プール（25ｍ）機能を「整備必須機能」として盛り込むよう提案した運びだ。
　今後は県側が上尾市側の要望を踏まえて基本計画策定を進め、本年度内に計画をまとめる見通しとなっている。