松阪市は、国産材コンビナート「ウッドピア松阪」の北側に新たに産業用地を整備する。対象は、山室町と立野町の約4・2f。2025年度末の販売開始を目指し、23年度中に設計と用地取得、農地転用を進め、25年度の工事着手を予定する。工場の進出を期待するが、製造業に限定するかは未定。
南北に通る木の郷1号線を延伸することで、2区画に分割する計画。分譲面積は約3・1f。現在の地目は田。北側には都市計画道路山室立野線が通る。
産業用地は、市が18年度に定めた産業用地整備計画の候補地の一つ。今回の整備は第1弾で、今後も別の候補地での整備を構想中。担当者は「環境に配慮した上で、雇用の創出や税収の増加に期待している」と話す。
現在、測量業務を栄和コンサルタント(松阪市)に委託している。履行期間は6月30日まで。
提供:建通新聞社