日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/01/31
【埼玉】さいたま市 桜木駐車場の活用事業者を公募
さいたま市は27日、大宮駅西口より北側に位置した桜木駐車場用地(大宮区桜木町3−1−1ほか、1・8ha)の活用事業者を公募するための要項を公表した。定期借地権設定契約を結ぶ優先交渉権者を10月ごろ選定、12月には基本協定を交わし、2024年4月に土地を引き渡す。
貸し付ける土地の広さは、1万8043・34u。第二種住居区域(建ぺい率60%、容積率200%)に当たる。応募者には、運営期間が30年以上70年以内の提案を受け付ける。年額の基準貸付料は、約1億3500万円に設定した。
東日本の対流拠点形成に結び付く施設計画であることが条件。付随する地域貢献機能として、広場(約600u以上)、防災(備蓄・避難)、地域交流(コミュニティー空間)、利便施設などの提案も求める。提案広場は、市が別に整備する広場約2400uとの連続性に配慮してもらう。居住施設の導入は不可。