石川県土木部は、内灘町の鶴ケ丘団地県営住宅建設事業で、最終2棟の建て替えに2023年度から3カ年で取り掛かれるよう国家予算編成重点事業に位置付けている。
それによると、老朽化した17・18号棟を解体し、3号棟24戸、4号棟21戸として建て替える。このうち22年度に3号棟RC造3階建て延べ1567平方メートルの設計に着手。内訳は1LDK13戸(うち1戸は車いす住戸)、2LDK8戸、3LDK3戸。設計担当は意匠がVΛN建築事務所、構造が田淵建築設計事務所、設備が大屋設備。このほか、既存の18号棟32戸の解体設計はMデザイン計画が担当。
同事業は、老朽化した鶴ケ丘県営住宅10棟を3階建ての集合住宅4棟へ建て替えるとともに、一部を白帆台ニュータウンへ移転させる内容。