建通新聞社
2023/01/24
【大阪】パソナが民間パビリオン建設デザインを公表
パソナグループ(東京都千代田区)は、2025年大阪・関西万博に出展する民間パビリオン『PASONA Natureverse』の建築コンセプトを公表した。コンセプトは「心臓(いのち)の螺旋(らせん)〜アンモナイトからiPS心臓(いのち)まで〜」、建築デザインは建築家の板坂諭氏が担当する。今後、2025年日本国際博覧会協会とも連携しながら、万博の成功に向けて展示内容などの具体化を進める。
“いのちの象徴”である心臓を作り上げるiPS心筋シートなどの最新テクノロジーをはじめ、「からだ・こころ・きずな」をテーマにさまざまな展示を行う。エグゼクティブプロデューサーには大阪大学名誉教授の澤芳樹氏が就任。
パビリオンの建築デザインでは、いのちの象徴としてアンモナイトの「螺旋形状」を採用。マクロでは宇宙の星雲や台風、ミクロではDNAなど自然界にはさまざまなスケールの螺旋が無数に存在することから、パビリオンが目指す「『ありがとう』が響き合う世界」に向けて、人と人がつながり合う、真に豊かな社会を象徴するかたちに位置付けたという。
パビリオンの概要は鉄骨造2階建て延べ2285平方b。敷地面積は3514・42平方b。