県八頭県土整備事務所は、県道河原郡家線が通過する八頭町福本地内を対象にした通学路の安全対策工事に着手する。最初の工事を今年度後半に発注することにしており、工事は5000万円規模。
通学路の安全対策に着手するエリアは、JR郡家駅西側を走る福本地区の幹線道路。現在は駅側に歩道が設置されているが、宅地開発が進んで民家などが増えている。このため、県道の西側にも歩道を新設し、町立郡家西小学校へ向かう児童の安全対策に取り組む。新たに整備する歩道帯は500b程度を予定しており、現在は道路用地の取得を進めている。
発注を予定している最初の工事は、今のところ260b程度の区域を対象にした土工や排水構造物、舗装、安全施設など。同事務所計画調査室では、調達公告に向けた準備を進めている。
日刊建設工業新聞