現道拡幅工事に向け測量・設計 県は、国の社会資本整備総合交付金を活用。2023年度から一般国道324号(茂木拡幅)に事業着手する計画だ。
長崎市茂木町において計画延長L=140b、W=6・0(7・5)bの現道拡幅工事を予定している。
現時点における概算事業費は3億円。新規事業採択されれば、初年度の23年度は4000万円の事業費で測量・設計業務に着手する予定だ。
費用対効果(B/C)は1・11。負担割合は国45%、県55%で、地元負担はない。長崎市と市議会が要望。県が主体となり、事業を行うこととなった。
一般国道324号は、長崎市中心部と茂木町を結ぶ重要な幹線道路で、緊急輸送路に指定されている。また同区間は、急カーブで見通しが悪く拡幅がとれていないことから、円滑な交通に支障をきたしている。
このため、現在事業を行っている工区に引き続き、道路改良工事により、安全・安心な生活道路の確保および緊急輸送道路の機能強化、アクセス性向上による観光振興、物流ネットワークの強化を図る考えでいる。