建通新聞社
2023/01/23
【大阪】吹田市 屋内運動場空調整備事業の実施方針
吹田市は、PFI手法を用いた市立小・中学校屋内運動場空調設備整備事業の実施方針と要求水準書案を公表した。3月下旬に特定事業の選定を行い、4月中旬に募集要項などを公表する予定だ。提案書を7月中旬まで受け付け、9月中旬に優先交渉権者を決定。10月上旬に基本協定を締結する。
応募事業者は設計企業、施工企業、工事監理企業、維持管理企業などで構成するグループ。施工企業には、12年度以降に設置完了済みの室内機10台以上、延べ床面積500平方b以上の建物を対象とする空調設備の元請けとしての施工実績を求める。
同事業では、市内小・中学校の屋内運動場(小学校36室、中学校19室)について、設備の長寿命化やメンテナンスの簡易化・省力化、省エネなどのライフサイクルコストの縮減を考慮した空調設備・非常用発電設備の設置と維持管理を行う。
業務範囲は、▽設計▽施工▽工事監理▽維持管理▽空調設備及び非常用発電設備の移設▽事業計画書の作成―など。業務期間は、設計・施工期間が契約締結日の12月下旬〜2026年3月末まで、維持管理期間が引渡日の翌日から41年3月末まで。
市は、同事業に関心がある民間事業者に対し、実施方針と要求水準書案への質問・意見を募集しており、2月3日まで受け付けている。