中電不動産(名古屋市中区栄2ノ2ノ5)は、旧中部電力社宅跡地を開発する「瑞穂プロジェクト」について、南ブロックに整備する商業施設3棟の新築に、2022年12月から着工した。24年2月下旬の完成、同年4月1日のオープンを目指している。
南ブロックの開発では、生鮮食品などを扱う南棟(鉄骨造2階建て延べ3592平方b)、医療系施設などが入る北棟(同地下1階地上2階建て延べ1641平方b)、飲食店が入居する東棟(同平屋655平方b)の3棟を新築する。店舗面積の合計は2217平方b。テナント事業者は未定としている。
荷さばき施設(210平方b)は南棟の西側に隣接。廃棄物保管施設(34立方b)はその北側に隣接して整備する。
駐車場は南棟の西側を囲む形で138台分を設置。駐輪場は103台分を設ける。また、敷地の北東側にはコモン広場を整備する予定。
設計はフジタ一級建築士事務所(東京都渋谷区)、施工はフジタ名古屋支店(名古屋市中区)が担当している。
建設地は名古屋市瑞穂区春敲町3ノ18ノ1他。瑞穂プロジェクトでは南ブロックの他、10階建ての分譲マンションを新築する北ブロック(25年6月末ごろ完成予定)、6階建て延べ賃貸マンションを開発する東ブロック(同12月ごろ完成予定)を計画している。
提供:建通新聞社