全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　日本塗装工業会新潟県支部（会員１０６社、加藤正支部長）は１７日、第３２回労働安全衛生大会と１０月１８日および１９日の両日、ハイブ長岡で開催される第２７回全国建築塗装技能競技大会の説明会を長岡市内で行い、千載一遇のチャンスとし結束を誓った。
　はじめに、加藤支部長があいさつに立ち「これが日本一のペンキ屋の姿だということを目に焼き付けてほしい」と話した。北陸ブロックから４人（新潟３、富山１）が出場し、新潟の選手選考会は２月２３日に行われる。
　安全大会で、加藤支部長は「これを機にさらなる従業員の安全に努めていただきたい」と強く呼び掛けた。続いて、支部安全委員の海津直史氏が大会宣言として「安全はすべてに優先することを再認識し、一丸となって労働災害ゼロを目指す」などと力強く安全宣言を全員で唱和。また、本部安全優良事業所会長表彰ではキムラ塗装工業の木村一美会長に賞状が手渡され、木村会長は「労働災害を出さずに頑張ってきたことを自負している。皆さんも頑張ってほしい」と言葉を掛けた。同社は１９７４年９月から４７年間無災害を記録。
　引き続き、新年祝賀会では加藤支部長が資材高騰に触れ、「メーカーにも迷惑をかけないよう、我々も過当競争せずに経営していきたい」と理解と協力を求めた。２０２２年度本部会長表彰として、技術・技能研さんの功績をたたえ、みうら塗装工業の中野聖也氏、水澤司氏と、平林塗装の市川滉大氏が紹介。若山良夫副支部長による乾杯の発声で出席者は歓談していた。