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　西条市は、ＢＴＯ方式ＰＦＩ事業で整備・運営を行う「（仮称）西条市東部給食センター整備運営事業」の一般競争入札を公告した。設計・建設・工事監理・維持管理・運営を担当する企業グループによる参加とし、23日に入札説明書に関する説明会開催、市との意思疎通のための直接対話を１月27日〜２月１日まで行う（参加申し込みは１月27日まで）。入札参加表明書の締め切りは３月１日で、４月７日に入札する。５月には基本協定と事業契約の仮契約を行い、６月の議会承認を経て事業契約を締結する。事業期間は２０４０年８月末まで。予定価格は税込み62億２０８４万６０００円。
　構成企業は西条市の競争参加資格を持つこととし、担当業務は兼務も可能だが、工事監理企業と建設企業は不可。設計企業は、１級建築士事務所で12年度以降に延べ１５００平方�b以上の公共施設の実施設計の実績とＨＡＣＣＰ対応施設に対する相応の実績など。建設企業は、市内に本店を置く者１者以上で構成する単独または共同企業体（ＪＶ）。建築一式Ａ等級または経営事項審査結果の総合評点１０００点以上で、12年度以降に延べ１５００平方�b以上の公共施設の施工実績など。工事管理企業は、１級建築士事務所で、延べ１５００平方�b以上の公共施設の実施設計か工事監理実績とＨＡＣＣＰ対応施設に対する相応の実績など。維持管理企業、運営企業についても単独またはＪＶとし、相応の実績を求める。
　西条市東部給食センターは、鉄骨造２階建て延べ約２５００平方�bの規模で、１日当たりの最大調理能力４５００食を見込む。供用対象は東部の９小学校４中学校としているが、開設当初は神拝小学校を除く８小学校４中学校への供用を行う。建設予定地はひうち西ひうち９の都市公園西ひうち緩衝緑地。設計・施工の工期は25年３月までの約20カ月で、完成後に開業準備を行い、25年９月からの運用を目指す。維持管理を含めた運営期間は40年８月末まで。
提供：建通新聞社