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　かがわＰＰＰ／ＰＦＩプラットフォームは、高松市の「学校給食調理場整備事業」など香川県内２市１町の５事業についてクローズ型サウンディング（対話型市場調査）を行うため、対象案件の活用に興味のある事業者の募集を始めた。土庄町は１月31日まで、高松市と坂出市は施設ごとのサウンディング開催日の７日前まで募集する。
　対象は高松市が香南楽湯（高松市香南町横井９９７ノ２）と学校給食調理場整備事業（牟礼・庵治地域、香南・香川地域）の２件で開催日は２月９日と22日。坂出市が市民ホール（ホワイエ部分、坂出市京町２ノ１ノ13）と西運河地区の「みなと」を生かしたにぎわい創出で２月10日と13日。土庄町が旧戸形小学校学校跡地（土庄町甲３４１７ノ１）で開催日は２月中を予定。各施設とも、サウンディングで集まった意見や提案を基に、各市町が今後の方針やスケジュールを練る。
　「香南楽湯」は指定管理期間終了後の管理運営手法について民間による利活用を含めて検討する。
　学校給食調理場整備事業は、牟礼・庵治地域と香南・香川地域についてそれぞれ統合整備を予定しており、関心度と参入意欲、望ましい事業手法といった内容を事業者から聞き取る。スケジュールについても意見を集め、整備の検討に生かす。
　坂出市民ホールは市が前庭広場をオープンスペースとして集いや安らぎの場とするための改修を計画している。これに合わせてホワイエ（エントランスロビー）を前庭広場と一体のオープンスペースとして活用するための運営方法のアイデアを募集する。
　西運河地区の「みなと」を生かしたにぎわい創出では、既存施設を有効活用することで、利用者が港を身近に感じ、また観光客などを呼び込むことができる魅力ある空間の創出に向けたアイデアを求める。
　旧戸形小学校学校跡地は、多様な人材が活躍し交流できる場、雇用の場を創る。建物は解体するかリノベーションしての活用を求める。土庄町が独自で実施するサウンディングと同時開催の予定。早ければ４月に実施結果をまとめ、集まった提案を採用するかなどを検討する。
提供：建通新聞社