2027年国際園芸博覧会協会は、自然と共生する未来のまちや暮らしを展示やイベントで体験するゾーン「Village」を国際園芸博覧会(花博)で実施する。共創型テーマ事業として、企業や市民団体、個人などの出展を募るもので、出展者を23年度に募集し、24年度までに決定する。
villageは、テーマとして「Well―being village」と「Farm&Food village」の二つを検討している。
Well―being villageでは、自然と共生したこれからのまちや暮らしの在り方を提案してもらう。グリーンスマートシティやエネルギー関連、都市交通・都市OSの技術に関するパビリオン展示の他、グリーンスマートシティカンファレンスなどのイベントなどを想定。
Farm&Food villageでは、これからの農・食などの在り方を提案してもらう。農のある暮らしのモデルハウスなどの展示や木工スクールなどのイベントを想定している。
villageへの出展を通じて出展者それぞれが、自然との共生を深めるために何ができるかを考える機会を創出するとともに、出展を計画・準備する過程で多様な業界の連携が進み、新しいアイデアが生まれることを期待する。
花博は2027年3月19日〜9月26日に、横浜市瀬谷区・旭区にある旧上瀬谷通信施設地区約100fの会場で開かれる。
提供:建通新聞社