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建設新聞社
2023/01/19

【東北・山形】約38億で大成建設/WTO国道13号新及位トンネル

 東北地方整備局はWTO対象国道13号新及位(しんのぞき)トンネル工事の施工者を選定した結果、1落の38億0130万円、評価値5・1035で大成建設に決定した。予定価格は41億1504万円、調査基準価格は37億8583万円だった。
 開札は12月23日。入札には同社のほか、三井住友建設、前田建設工業、東急建設、大林組、安藤ハザマ、熊谷組、福田組、清水建設、鹿島建設、鉄建、飛島建設が参加し、大本組が無効となった。
 国道13号真室川雄勝道路の一環となる新及位トンネルは事業区間南端部の山形県真室川町及位地内に建設する山岳トンネル(NATM工法)。延長は1148bで、内空断面積は約90平方b。土被りは最大約177bで、地山等級はCTが延長のほぼ半分を占める。終点側(北側)坑口で及位ICにつなげるルートで、起点側からの片押しで発破掘削を行う。
 工事概要はトンネル掘削・支保工1148b、覆工1148b、坑門工2カ所、トンネル仮設備工一式。工期は2025年9月1日まで。設計はダイヤコンサルタント、詳細設計は建設技術研究所が担当した。

 提供:建設新聞社