岡山市は1月16日、各部局からの2023年度当初予算要求額を公表した。一般会計は前年度当初比4・4%増の3686億0800万円で、7年連続で過去最大を更新した。特別会計は1・7%増の1992億1000万円、事業会計は0・2%増の775億3400万円となった。今後、国の予算などの状況を踏まえつつ、政策的経費を中心に精査し、2月に予算案を決定する。
主な要求額は、岡山駅前広場への路面電車乗り入れ整備事業が17億6174万円、市街地再開発事業の促進が42億7351万円、道路ネットワークの充実・強化として環状道路の整備、美作岡山道路と山陽自動車道との接続に向けたジャンクション整備などが38億0029万円。
多目的屋内施設(アリーナ)に関する調査・検討に500万円、子育て環境の施設整備推進事業として政田、浦安・芳泉、西大寺、御野、幡多、南輝の認定こども園整備などに35億3836万円、新教育研究研修センター整備事業(設計・地質調査)に718万円を要求している。
道路施設の長寿命化事業として、幹線舗装補修(延べ20`)、橋梁長寿命化(定期点検約840橋、補修設計21橋、橋梁補修69橋)に24億0830万円を求める。
水道施設・管路耐震化等更新事業として三野浄水場の計画的更新・耐震化、老朽管更新(延長17・3`)に87億9750万円などを盛り込んだ。
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提供:建通新聞社」