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　白岡市は、上尾中央医科グループによる白岡中央総合病院の移転・新築計画を支援するため、周辺道路整備に力を入れる。２０２５年度の新病院完成を目標に置き、道路工事を発注するタイミングを今後見極める。
　ＪＲ白岡駅より南側に位置する現病院（小久喜９３８−12）を同駅北側に移転する計画。県道春日部菖蒲線南側のうち、白岡中学校とＪＲ線路に挟まれた一画が移転予定地だ。
　必要な民有地の取得を病院側と共同で進めている。新病院の建設は同グループが事業主体。周辺道路整備に必要な用地約９８００�uの取得を市が担っている。
　市の担当部署である医療福祉拠点整備推進室は関連業務として、これまで白岡中東側区域土地評価（委託先＝西原不動産鑑定）、新設道路測量設計等業務（同＝昭和埼玉支社）、白岡中東側区域登記嘱託書作成業務（同＝扇調査）を委託してきた。病院側の用地取得の状況や、新病院の整備スケジュールを踏まえ、道路工事を順次発注する。
　同推進室によると、新病院の設計は病院側が現在作成を進めている。建設には２カ年程度を要するとみており、25年度の施設完成を目指す場合、24年度には着工する可能性がある。