県米子県土整備局河川砂防課は、機能強化を進めるための佐陀川堤防詳細設計など業務6件を23日に開く資格審査会で調達条件を決め、25日に公告する。また、今年度6件の公告を予定している砂防施設の長寿命化計画更新業務は測量業務に変更する見通し。
両岸の水捌けを改善するなど堤防機能強化を進める佐陀川は、詳細設計(その5)、(その6)2件。公告する業務は、いずれも米子市河岡地内の左岸に着手するもので、その5は、路線測量0・28`、現地測量0・028平方`、設計延長278bで、概算委託費は1100万円、履行期間220日。また、その6は、路線測量0・24`、現地測量0・024平方`、設計延長243b、土質ボーリング2本で、概算委託費1700万円、履行期間は270日。県内の土木関係建設コンを対象。入札方式は簡便型総合評価を適用する。
大山町で着手する砂防施設の長寿命化計画更新業務は県内の測量業務を対象に3件を公告。業務内容は、現地踏査、設備点検など測量のほか、優先順位、年次計画の更新などを実施。委託費は、それぞれ、1600万円、2000万円、1700万円。履行期間は243日間で、入札方式はいずれも制限付き一般競争入札を採用する。
伯耆町船越地区で計画している急傾斜地崩壊対策は、18棟の事前調査に着手。概算委託費は1000万円、履行期間は120日間。簡便型総合評価を適用する。
日刊建設工業新聞