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　吹田市は、建物の老朽化や狭さが課題となっている吹一地区公民館の移転建て替えを計画している。12月20日、建設地の購入費用を含む補正予算案を市議会11月定例会で承認した。24年度以降に詳細設計業務、25年度以降に建築工事を発注する見通し。25年度中の供用開始を目指す。
　建設地は、吹田市内本町２ノ２９０５ノ１の敷地面積４４６・69平方�b。現在の吹一地区公民館や重要文化財の旧西尾家住宅に近接する立地。
　調理室の設備などを拡充する他、バリアフリー機能を確保するため、多目的トイレの整備などを行う。また、地区高齢者いこいの間（地域の高齢者の活動拠点）や児童センターとの複合化も検討する。
　市議会11月定例会本会議で山根建人議員は、新設する公民館の整備に当たって「施設を充実させるため、公民館の関係者や地域住民などの意見を集める場を設けてほしい」と求めるとともに、「旧西尾家住宅との連携や地域との調和を重視した建築物にするべき」と述べた。