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建設経済新聞社
2023/01/18

【京都】崇仁北部第二地区区画整理事業 事業期間を5年間延長 塩小路通沿いに5741uの公園

 京都市は、京都駅東側で進める崇仁北部第二地区土地区画整理事業について、事業期間を5年間延長する。
 同事業は区画整理により分散・点在する改良事業用地を集約し、老朽化した改良住宅の建替え及び京都市立芸術大学(西京区)の移転を核として新たな土地利用を図るもの。
 施行地区は京都駅の東約0・5qに位置し、東西約0・4q、南北約0・4q、面積約11・0fの区域。施行地区の区域は京都市下京区郷之町、上之町、川端町、下之町、東之町、西之町の各一部。地区の南北軸は河原町通と須原通、東西軸は塩小路通で、地区中央部を高瀬川が北から南に流れる。
 地区のほぼ中央に位置する街区に防災機能を有したの1号公園を配置する。計画地は塩小路通と須原通の交差点の北西側《=写真》。整備は別途事業で行う。
 当初は5000u規模で計画していたが、高瀬川沿い(東側)の道路計画を取り止め、その部分を公園区域とする変更を行うこととし、公園面積は5741・2uに拡大する。
 このほかの変更として、建物移転は10戸から5戸に変更(2億1370万円→1億3260万円)、整地は1万2600uから1万4500uに変更(3790万円→1億1050万円)。
 事業期間は令和8年3月31日から延長し、13年3月31日までとする。
 令和5年度以降の工事費は、▽5年度…500万円▽6年度…500万円▽7年度…1779万円▽8年度…1870万円▽9年度…5630万7000円▽10年度…9626万2000円▽11年度…5281万7000円▽12年度…3270万円−を予定。
 なお塩小路通南側では、令和5年10月の開校を目指し、京都市立芸術大学の新キャンパス建設工事が進められている。