県土整備部は16日、22年度の「優良下請負業者」に春千興業をはじめ8社を決定した。2月9日に鳥取市とりぎん文化会館で開く「住みよい県土づくり表彰式」の席上、部長表彰する。
下請け表彰は、優良建設工事に輝いた現場の施工に貢献した業者を顕彰。モチベーションや社会的評価を高めるとともに、良好な元下請け関係の構築によって工事品質の向上を目指す目的。
同部は22年度の優良工事「土木一般」部門で表彰される元請け企業36社に対し、優良下請けの推薦を依頼していた。
選考基準は下請負金額500万円以上で、7割以上に相当する工程を自社管理・施工した第1次下請け業者。元請けが安全対策や出来ばえ、創意工夫といった観点から推薦書を作成し、各発注機関に提出していた。優良下請負業者は次の通り。
▼春千興業=県道網代港岩美停車場線(浦富2工区)改良工事(4工区)(交付金交安)・元請け大晃工業
▼TAGURI=卯垣四丁目地区急傾斜地崩壊対策工事・元請けさくら建設
▼幸正=蒲生川河川改修工事(5工区)(国補正)・元請け栗山組
▼大平重機=天神野地区地域ため池(横谷ため池)改修工事(その3)・元請け共栄組
▼野口Pro=国道313号(倉吉道路及び倉吉関金道路)改良工事(小鴨工区)(補助改良)(国補正)・元請け馬野建設
▼所子建設=街路両三柳中央線改良工事(6工区)(防災安全交付金)(国補正)・元請けイワタ建設
▼浅田建設=海川第2たん水防除工事(2工区)・元請け大協組
▼内藤造園=大山登山道線木道移設外工事・元請け舩越建設
日刊建設工業新聞