日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/01/18
【埼玉】道路標識・標示業埼玉県協会が賀詞交換会開く
全国道路標識・標示業埼玉県協会(中村幸満会長)は13日、新春賀詞交換会をパレスホテル大宮で開いた。中村会長は「2023年も社会貢献事業を含め、要望、関係各所と協力した仕事づくり、資格制度、人づくりなど積極的に活動していく」と宣言し、参加した会員企業に協力を呼び掛けた。
社会貢献事業の一環として、埼玉県警察などで進めている「ゾーン30プラス」を紹介。生活道路で人が優先的に、安全に通行できる空間をつくる同事業に関連し「埼玉県協会では普及と交通安全の啓蒙品として、広報用のクリアフイァルを作成した。1万枚を交通規制課に寄付させていただくことになっている」と話した。
来賓の牧原秀樹衆議院議員は「子どもを含めた交通事故、死亡事故の裏には、標識や標示業の皆さまの、もう少しこうしておけば良かったという部分が往々にしてある、ということを伺った。皆さまの応援をさせていただくことは、人の命を守ることだという思いで、大変重要な仕事だと敬意を持っている」とあいさつした。
また道路舗装と道路標識の予算、発注を分けることの重要性や、観光立国として、来日する外国人にも分かりやすい道路標識・標示に力を入れるべきと主張した。
続いて田村琢実県議会議員は「この3年間、皆さまの心配事として、予算がコロナ関係ばかりに付けられ、道路標識・標示関係などが削られてしまうということがあったかと思うが、何とか微増であるものの予算確保ができた。来年度の予算編成がスタートしているが、減らないように努めていく。また衛星写真の利用など、新しい技術を生かした仕事につながるように努めていく」とあいさつした。
次に横川雅也県議会議員が登壇し、3年ぶりの開催に祝辞を述べた。