日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/01/18
【埼玉】埼中協組が賀詞交歓会で団結の重要性認識
埼玉中央生コン協同組合(堀川和夫理事長)は12日、さいたま市内の埼玉中央生コン会館で賀詞交歓会を開催した。堀川理事長は「適正価格獲得」について触れ「今こそ協同組合の存在が問われる時」と団結の重要性を唱えた。
セメントの大幅な値上げなど急激なコスト上昇により「生コン業界だけで吸収できる幅ではなく、価格転嫁で生き延びていくしかない」との見解を示した。
また残コンクリートの有償化に関して「4月から行う。決して本意ではないが、有償化することで少しでも残コンが減るのであれば、SDGsの観点からも極めて有意義なこと」と話した。
需要については昨年を振り返り、「当初想定を120万?としてスタートしたが、12月末時点で前年比、想定比を大きく上回っており、最終的に140万?に届くかもしれない」との見立てを披露した。