大垣市は、2024年4月に上石津地域の4つの小学校と1つの中学校を統合し、義務教育学校「大垣市立上石津学園」が開校することを受け、廃校となる小学校4校の学校施設および土地の有効活用に向けた検討を始めた。
市は、跡地施設を継続的かつ効果的に利活用することができる事業者から広く意見を募り、民間活用の可能性を把握するため、事業者との対話を通じたサウンディング型市場調査を実施する。
対象となる施設は牧田小学校(上石津町牧田2672)、一之瀬小学校(上石津町一之瀬1590)、多良小学校(上石津町宮38)、時小学校(上石津町堂之上875)の4小学校。
民間事業者との対話を通じ、学校跡地の市場性の有無や活用アイデアなどを調査。民間事業者の経験を生かした実現可能性の高い利活用案を検討する。
基本事項としては、@利活用事業は既存建物などの活用が前提A体育館や屋外運動場も含め、学校跡地全体の利活用を想定B所有形態(貸付など)についての規定は設けない―など。応募資格は、民間企業、NPO法人等の法人、個人事業主、各種団体などとする。
サウンディング調査参加の受け付けは3月10日まで。随時、事業者との対話を実施し、4月以降に実施結果概要を公表するとしている。
提供:建通新聞社