ブラザー工業(名古屋市瑞穂区苗代町15ノ1)は、港区港明にある港工場の敷地内に、新倉庫「港第2倉庫」を新築すると発表した。総事業費は約50億円。着工は2024年秋を予定している。施工者については非公表としたが、事業者選定のための入札は既に完了しているもようだ。
規模は鉄骨造3階建て延べ約1万6000平方b。複数の既存の工場棟を解体し、建設地に充てる。同地は海抜の低い港湾地区となるため、港第2倉庫は想定される津波の高さから80a高い位置に整備する予定。屋上には太陽光パネルを設置するとしている。
完成は25年11月を予定。現在は物流センター(名古屋市南区)が担っている、プリンター・カラオケ機器といった自社製品や部品などの保管機能を移管する。移管後の物流センターの土地・建物の活用方法については、今のところ未定としている。
建設地は名古屋市港区港明1ノ1015ノ1。
提供:建通新聞社