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　川口市は新庁舎２期棟の整備に伴い、庁舎機能を移転する際の工程やレイアウトを検討する。新庁舎２期棟は２０２５年６月に完成予定。同施設の完成後、各公共施設に設置している庁舎機能を第一本庁舎・庁舎２期棟へ集約する見込みだ。22年度から移転計画策定に入り、移転時の詳細を検討。関連工事と調整を図りつつ、25年度内に機能移転を終える見通し。
　機能を移転する施設は▽第一本庁舎▽第二庁舎▽鳩ヶ谷庁舎▽分庁舎▽青木分室▽芝園分室▽アートギャラリー▽リリア▽文化財センター――の９施設。各施設の庁舎機能を第一本庁舎または庁舎２期棟へ移転する。
　移転後は第一本庁舎に市長室、議会機能、企画管理部門、事業部門（経済・建設関係）、市民窓口部門（福祉・医療保険の一部）、２期棟には市民窓口部門（住民・福祉・医療保険・税・教育関係）を配置する方針。
　現在はプロポーザルによる移転計画策定事業者選定を開始した段階。３月下旬にも契約を締結する見込み。履行期間は25年12月31日までを予定。