北海道建設新聞社
2023/01/13
【北海道】感動届ける施設に 日ハム新球場エスコンフィールドが完成
北海道日本ハムファイターズの新球場エスコンフィールドHOKKAIDOが5日、完成した。ファイターズスポーツ&エンターテイメント(本社・北広島)は現地で竣工式を開き、川村浩二社長は「最高の施設ができた。魂を込めて新しいエンターテインメントを創造する。おもてなしやファンサービスを加えて感動を届け、世界がまだ見ぬボールパークをつくりたい」と述べた。
建設地は北広島市Fビレッジ1で、3月にエスコンフィールドHOKKAIDOを含む北海道ボールパークFビレッジが開業する。
2020年4月13日にエスコンフィールドHOKKAIDOの起工式を開催。設計・監理は大林組と米国で実績のあるHKSが担い、大林組・岩田地崎建設共同体が施工した。規模はRC・S造、地下2地上6階、延べ12万m²。国内初の開閉式屋根でグラウンドには天然芝を採用した。サウナや温泉などを楽しみながらの野球観戦もできる。
約300人が式に出席。川村社長や北広島市の上野正三市長、北海道日本ハムファイターズの吉村浩取締役チーム統括本部長、大林組の矢野基札幌支店長らが玉串をささげた。
川村社長は「道民に夢と誇りと愛着を感じてもらう空間、北海道のシンボルをつくっていく所存」と覚悟を示し、上野市長は「夢と希望を与えてくれる施設。魅力をふんだんに味わってもらえるよう連携したい」と述べた。矢野支店長は関係者に感謝を伝え「日本のスポーツ観戦、スポーツビジネスを変えると確信している」と話した。