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　福島市はＰＦＩ事業（ＢＴＯ方式）による新学校給食センター整備・運営事業の実施方針、要求水準案を明らかにした。27日まで質問・意見を受け付け、２月下旬に回答し特定事業の選定を行う。４月中旬に公募型プロポーザル募集要領の公表を予定している。
　2022年１月公表のＰＦＩ実施方針等に基づき同４月に公募型プロポーザルを公示。６月に１グループの参加表明を受けて書類提案審査を行った結果、事業者ヒアリング（プレゼンテーション）への参加要請を行わないと判断。実施方針等の見直し作業を進めてきた。
　老朽化している西部と北部各学校給食センターの統廃合と、栄養士未配置校の学校給食センター移行を図るため、飯坂町平野字扇田８の約１万2700�uの市有地等に、事業者が施設の設計・建設を行い、維持管理・運営業務を行う。スケジュールは設計・建設期間24年３月〜26年１月、施設所有権移転26年１月末、維持管理・運営期間26年４月〜41年３月。
　企業グループ要件は、設計・監理業務は市内本店の１級建築士事務所で、複数の場合は市外事務所の参加も認める。延床面積3000�u以上の元請実績や、ＨＡＣＣＰと同等の自主衛生管理を行っていると認められた施設などの設計実績が必要。建設業務は単体のほかＪＶ参加を認める。単体は市内本店で市建築工事資格総合点数1000点以上など。ＪＶの場合は構成員に市内本店を１者以上含め、代表構成員の建築総合点1000点以上、その他構成員同850点以上など。維持管理業務、その他業務、運営業務は23・24年度有資格者名簿登載など。