徳島県は、徳島小松島港・津田地区「第2水面貯木場」の公有水面埋立免許取得に向けた手続きを開始した。埋め立て土量は計82万3252立方b(護岸の捨石・盛土を除く)で、材料は浚渫土、山土、公共発生土、クリンカアッシュ(火力発電所で出る石炭灰を凝縮したもの)を予定している。
津田地区の機能をさらに向上させるため、製造業用地の整備や南海トラフ巨大地震などの大規模災害への備えを進めることにより県木材団地の再整備と活性化を図る。
埋め立て面積は11万5052平方b。計画地盤高は標高2・5〜4・8bで計画。埋め立て土砂は主として県内で発生する浚渫土や公共発生土を使う。水面に中仕切りを設け、2分割する形で埋め立てる。
造成する敷地は、荷さばき施設約0・2f、製造業用地約6・7f、排水機場約0・3f、道路約1・3f、広場約2f、休憩緑地約0・9f、緑地道路約0・1fを予定。排水機場上屋、樋門、排水路、区画道路、上水道、運動広場を設ける。
提供:建通新聞社