富山市は12日、「本市におけるPPA等の手法を用いた再生可能エネルギー設備等導入調査業務委託」を開札し、490万円でアール・エ北陸に落札した。
ゼロカーボンシティ実現に向け「再生可能エネルギー設備等導入拡大調査業務」(担当・日本工営)の調査結果を踏まえ、同業務では未利用地や市の公共施設において、民間事業者によるPPA(第三者所有モデル)の手法を用いた再生可能エネルギー設備等導入に係る具体的な調査を行う。予定価格は545万4000円。履行期間は3月31日まで。
導入候補地は、未利用地が北陸電気工業跡地(楡原字西島1871番3ほか)、春日モータープール(春日351番2ほか)、公共施設が屋内競技場アリーナ棟(八木山84)、大山行政サービスセンター(上滝577)。2023年度から候補地での設備導入に向け、系統線への接続検討や構造計算などの詳細な調査を行った上で、資料作成やスケジュール設定し、プロポーザルによる公募に備える。