勝山市は11日、「勝山市立中学校建設基本計画」の素案を公表した。校舎の建設費は25億8000万円から29億2000万円を想定。地下通路建設費3億9000万円等を加えた事業費は、33億7000万円から39億4000万円としている。
計画案によると、新中学校の位置は勝山高校グラウンド北側。体育館、グラウンドについては市体育館「ジオアリーナ」と「長山公園グラウンド」の活用を基本とする。中学校とジオアリーナ間を安全に行き来するため、国道157号を横断する地下通路を設置する予定。
素案では、玄関位置などが異なる7案の配置計画・平面計画ゾーニングが示されており、校舎はRC造3または4階建てで、延べ床面積は約5000平方メートルから約5750平方メートルを想定。
新校舎については、今後、2023年度の4月から6月にかけ、プロポーザルにより設計業者を選定。建設工事は、24年秋ごろの着手を予定している。
基本計画策定業務は、内藤建築事務所(名古屋事務所)が担当。