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日刊建設タイムズ社
2023/01/12

【千葉】来年度に事業方式検討/新港清掃工場の改修推進/「新たな湾岸道」調査設計着手/千葉市 国土強靱化計画

 千葉市は、2023〜25年度を期間とする国土強靱化地域計画の改定案をまとめた。2月9日までのパブリックコメントを経て、3月の改定を予定している。新港清掃工場の改修については、23年度に事業方式の検討を行い、24〜25年度に事業者を選定する。また、新たな湾岸道路について、25年度までに都市計画決定に向けた調査を行うとともに、国による計画段階評価と設計への着手を見込んでいる。
 新港清掃工場は、美浜区新港226―1の敷地面積約3・29haに所在。02年度に稼働を開始した。老朽化したプラントのみを更新するリニューアル整備を26〜30年度に実施し、北清掃工場の停止に合わせ、30年度に運用開始する。
 新たな湾岸道路は、東京外かく環状道路高谷ジャンクション周辺から蘇我インターチェンジ(IC)周辺ならびに市原IC周辺までの湾岸部における多車線の自動車専用道路を整備する計画。21年7月には、東京湾岸部6市と県による「新たな湾岸道路整備促進大会」を開催。大会決議では「国道357号の渋滞対策を促進するとともに、新たな湾岸道路の計画の早期具体化が必要」として、多車線の自動車専用道路として速やかに計画段階評価に着手し早期に計画の具体化を図るため、県および沿線市による期成同盟会を設立する方向性が打ち出された。
 国土強靭化計画は、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの支援を受け、17年3月に策定した。
 改定では、22年10月策定の基本計画を踏まえて見直しを実施。また、19年房総半島台風、19年10月豪雨などによる被害、新型コロナウイルス等感染症の拡大を踏まえ、リスクシナリオの対応方策などを反映させる。
 案に対する意見は、持参、郵便、ファクス、電子メールにより、総務局危機管理部危機管理課へ提出する。k_times_comをフォローしましょう
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