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日本工業経済新聞社(群馬)
2023/01/11

【群馬】前橋長瀞線BP神田工区 3分割で道路改良工事1月下旬にも発注

県藤岡土木事務所は、藤岡市矢場地内と神田地内を結ぶ主要地方道前橋長瀞線神田工区のバイパス整備事業について、本格的な工事に着手する。1〜3工区の道路改良工事を1月下旬に発注する見通し。入札方式は検討中。施工延長は1〜3工区合わせて約600mで計画する。工種は土木一式で、工事期間は12カ月を想定している。
事業区間はJAたのふじふじ娘館(矢場203)から東へ約200m向かったところを起点に神田地内の牛田工業団地入口交差点から約300m西へ向かったところまでを南北に結ぶ1300m。片側1車線の全幅12・5mの2車線道路として新設する。
幅員構成は車道6・5m、自転車専用通行帯3・5m、歩道2・5m。自転車専用通行帯は両側、歩道は東側に設置する。このほか、東側に300o×300o〜400o×700oの管渠型側溝を延長約600m敷設するほか、プレキャストL型擁壁を延長約100m設置する。
舗装構成は車道部と自転車専用通行帯が◇置き換え=山砕、t55p◇下層路盤工=再生砕石40、t30p◇粒度調整砕石30、t25p◇基層工=再生粗粒度アスコン20、t5p◇表層工=再生密粒度アスコン13、t5p−−。歩道については◇フィルター層=山砂、t5p◇路盤工=再生砕石30、t10p◇表層工=透水性アスコン13、t3p−で整備する。
測量設計は冨永調査事務所(高崎市)がまとめた。
22年度は管渠型側溝工のほか、置き換え工から下層路盤工まで施工する。工区ごとの施工延長や詳細な施工箇所は検討中。交差点部を除いた箇所から優先的に整備する。なお、バイパス本線部の用地買収は完了している。
森交差点から上大塚交差点までの5170mは4車線化で供用されており、上大塚交差点から南へ向かった3000m区間は暫定2車線で供用済みとなっている。神田工区として整備する1300m区間が開通されれば、渋滞緩和や物流の効率化が図られ、地域間連携の強化が期待される。